住めば住むほど愛着が湧くような住まい

日本の家の多くは竣工から20～30年ほどで取り壊されます。しかし、多くはまだまだ住むことができる家ばかり。消費財のように次々と家が建ち、次々と壊されるのはそれぞれの家に魅力がないからだ、そう考えるMOO空間設計室では、住めば住むほど愛着が湧き、大切に手入れをしながら長く住みたいと思えるような住まいを提案しています。

身体への優しさを追及

ドイツの建築学では衣服に続く第三の皮膚と呼ばれることもある住まい。壁や床には直接触れることもあるからこそ、可能なかぎり化学物質を含む素材を避け、調湿性に優れた自然素材を使うなど、身体にやさしい住まいにMOO空間設計室ではこだっています。また、風通をしっかりと配置しつつ、陽ざしが冬には沢山入り込み、夏には侵入できないように間取りを工夫するのも、身体にやさしい住まいを追及するMOO空間設計室ならではの特徴です。

その土地に「根付く」ような住まい

また、MOO空間設計室では、建売住宅のようにどこにでも同じ仕様で建つ住まいではなく、その土地に根付くような住まいを提案しています。周囲にあるものに合わせて設計を変えながら、住まい手が「この場所ってこんなにきれいだったんた！」と発見するような住まいがMOO空間設計室の目標です。