株式会社イシカワの住宅展示場
株式会社イシカワの住宅展示場を訪問し、展示している設備や接客応対についてレポートします!沖縄にある住宅展示場を、地元在住ライターに取材してもらいました。
住宅展示場レポートin沖縄「株式会社イシカワ」
高品質×低価格な完全自由設計の住まいを提案する、株式会社イシカワの住宅展示場をレポート。沖縄在住のひまりさんが、沖縄市にある「総合住宅展示場アワセベイ」にある株式会社イシカワのモデルハウスを訪問してくれました。
株式会社イシカワの住宅展示場を見学してきました!
株式会社イシカワの間取りや内装は?
住みやすさ重視のシンプルな家
外見から内装まで、シンプルで落ち着いた親しみのもてるデザインや間取りでした。特別何か目を引く設計や商品があるわけでないのですが、長く暮らす家として考えると、飽きのこないデザインなのではと感じます。
玄関を抜けると、すぐそばに8畳ほどの応接間がありました。沖縄だったら、ここに仏壇を置くのかしらといイメージしちゃいますね。すぐ近くにトイレもあり、設備も標準的で使いやすそうです。
1階の中央にリビングがあって、奥に進むとダイニングキッチンやお風呂場へと繋がります。対面キッチンになっていて広さはほどよく、普段の調理で困ることのない充分なスペースがありました。収納棚も多すぎず少なすぎず、鍋も食器も片付けられるので、食器棚を新たに買う必要はないなと。
2階は寝室と子ども部屋になっていて、階段のあるホールを中心に大人と子どものスペースを分けているのがいいなと思いました。1階も2階も、光が差し込んで明るいと感じます。
窓の数は多いけど一つ一つの面積が小さいからか眩しすぎず、暮らしやすい明るさだなって。ただカーテンやロールスクリーンを取り付けるなら、窓の数やサイズ的にちょっと面倒かもしれないですね…。
株式会社イシカワの工法や商品
漆喰で仕上げた内壁で吸湿性が良し!低価格を目指しているのも特徴
壁の質感が好みだったので聞いてみると「漆喰」を塗っているそうです。漆喰は吸湿性があるようなので、湿気の多い沖縄には必要そうだなあと思いました。
梅雨明けの沖縄はホントにかなり蒸し暑くて、室内にいてもだるくなるんですよね。もちろんエアコンは使うんですけど、吸湿性の高い壁なら過ごしやすそうだなあ…。
あと自宅の壁には、壁紙を使っているんですけど自分でメンテナンスしにくいっていうのがあります。壁紙って剥がすだけでも、きっと一苦労ですよね。漆喰なら、汚れとか気になるところに上から塗ればいいらしいので、メンテナンスかなり楽そうです。
あと株式会社イシカワさんの特徴としては、できるだけローコストで住宅を提供できるように取り組んでいるらしい。価格を聞いてみたら、42坪で標準仕様だと3,200万円だとおっしゃっていました。モデルハウスはオプションがいろいろ付いているので、3,700万円ほどだそう。まあでも価格変動があるので、お値段が上がることもあるみたいです。
家にはこだわりたいけど、予算がどうしてもあるから、低コストで済むのって大事ですよね。低コストに力を一番入れているのは、今日回ったモデルハウスの中ではたぶん株式会社イシカワさんだと思います。シンプルで暮らしやすくて、低コストを望むならこちらが良いかもしれませんね。
株式会社イシカワの営業マンの対応は?
見守り型の控えめな営業マン
予約せずに見学できるかなと思いましたが、緊急事態宣言がでていたので「完全予約制」を取っていました。電話で問い合わせると「では〇時~〇時の間をお取りしておきますね」と女性のスタッフが対応。
ほかのモデルルームも回っていたので少し遅れて到着しましたが「お待ちしていました」と電話口の女性とおそらく同じスタッフが出てきてくれました。
「ここは事務所なので、こちらから向こう側をご覧ください」と案内され、パンフレットを受け取りあとは自由に回るスタイル。案内してくれた女性スタッフから特に声をかけられることはなく、遠目からこちらの動きを見守っている感じです。
シンプルな内装だったので正直どのポイントを見てよいのか分からず、あとから思い出せるように写真をパシャパシャと撮りました。
ただ質問したときは最低限答えるといった様子で、端的に伝えてくれました。最初渡されたアンケートには名前と連絡先のみ記入したので、あまり話しかけないでおこうと思われたのかもしれません。
質問をした際の対応は?
家のデザインや間取りがシンプルだったので、特に質問したいことも思いつきませんでした。ただこれだけの装備ならどれくらいの価格で購入できるのだろうと疑問を持ったので「何壺ですか」「おいくらになりますか」と尋ねました。
すると端的に説明してくださり、42坪でオプションなしだと 3,200万円とのこと。かなりお安いんじゃないか?と思い、びっくりしました。同じ大きさでも4,000万円ほどする住宅もあったので、この差はかなり大きいのではないだろうか。
ただ市場の影響を受けるので価格が急に上がることもあるそうです。予算重視で決めたい場合は、タイミングを見ながら購入したほうが良さそうですね。
また壁の質感が気になり尋ねると「漆喰」を使用していると教えてくださり、その特徴やメリットについても理解できたのが良かったです。私は自宅のリフォームの参考にしたくてモデルハウスを回っていたので、漆喰ならではの吸湿性やメンテナンスの手軽さなど良い情報を聞いたなと感じました。
株式会社イシカワのパンフレット・資料
シンプルなのであまり情報量はないかも…
パンフレットは、ペラ一枚を半分に折りたたんだものを貰いました。内容は会社の概要や標準性のについて書かれています。
例えば年間の建設棟数や創業年数なども記載されているんですけど、沖縄ではどのくらいの実績があるのかな?とちょっと気になりますね。やっぱり県外と沖縄では気候が違うので、沖縄でも需要がったのかどうか知りたかったです。
また標準性能としては耐震とかアフターサービスとかについて紹介されているんですけど、体感だとほとんどの会社で書いてある気がしてあまり目を引くポイントにはならなかったですね…。
展示場の設計図といくつかの内装の写真は、記憶に残しておけるので助かります。もう少しよくを言えば、内装やデザインでのこだわりポイントを知りたいのと、価格設定で他社と差別化を図っているならその点について分かりやすく述べて欲しいですね…。
せっかく簡潔にまとめている資料なのに、知りたい情報があまり載っていないというのが少し残念です。また個人的には個性よりも暮らしやすさを重要視している住宅会社なのかなと思ったので、生活シーンを想像できるような写真とか情報が欲しかったですね。
【総評】明るさと暮らしやすさ、そして低価格を求めるならおすすめ
落ち着いた親しみのある外観や内装で、生活感を感じる住宅でした。光の取り入れ方もいいなあと思って、小窓が多いからか室内に居ても明るさを感じます。家の中にいるとき広間は電気を付けず自然光で過ごしたい派なので、カーテンを開けるだけで明るいのってグッときますね。
あとはやっぱり低コストで提供できるように取り組まれているので、予算をできるだけ抑えたい方からするとこの価格は素晴らしいと思います。
ただ個人的には、もう少し個性を出すポイントが欲しいところですね…。内装や外回りで重要視するのが、キッチンの広さと収納スペースの多さと、ガーデニングできるスペースがあるかどうかなので。例えば中庭のある家とかだと、個性が少し出るかなって思いました。でも間取りや設備には決まりもあるかもしれないので、要確認ですね。
案内してくださったスタッフの対応としては、モデルハウスを見るのに集中したい方ならいいと思います。ただ私の場合は、一緒に回ってお話ししながら見どころとか教えて欲しかったので、見守りすぎるタイプのスタッフと、相性が良くないのかもしれません。(案内して欲しいとお願いしたら違ったのかもしれませんが)
沖縄の住宅展示場で4社のモデルハウスをレポート!
取材してくれたのは…沖縄在住の「ひまり」さん
自宅のリフォームを検討しているので、前からモデルハウス見学に行ってみたいなと思っていました。実際に住むなら、どんな間取りがいいんだろう、どんな素材を選ぼうかなと想像しながら見て回るのが楽しいですね。
自宅はリラックスできる空間にしたいし、家事をする上でも不便じゃないかとかいくつかこだわりポイントがあります。
家って長い時間過ごすって考えると、じっくり考えたい。だからいろんなデザインや間取りを見て、自分の中にある理想の住まいを目指して参考にしています笑。