台東区の注文住宅
台東区で注文住宅を建てたい方へ向けて、台東区の地価や口コミ・評判をまとめています。
台東区で注文住宅を建てたい!
東京23区の中で最小面積の台東区は、上野公園や浅草寺を含む江戸時代から続く歴史の古いエリアです。ここでは台東区で注文住宅を建てたいと考えている人のために、台東区の特徴や暮らしについての口コミ・評判、台東区の地価などの情報を紹介します。
台東区とは
東京23区内のやや北東部に位置する台東区は、江戸時代から続く市街地であり、浅草寺や上野公園など古くから都民の憩いの場として愛される観光地を多く有しています。また、日本国内だけでなく世界中から観光客が訪れるエリアでもあり、23区内で最小面積でありながら、利用者の多い地域のひとつといえるでしょう。
上野駅は新幹線の停車駅として商業的にも重要な交通拠点であり、都内だけでなく全国への交通アクセスを考えるうえでも重要です。また、オフィスビルや高層マンションなどの建設が続く一方、緑の多い地域でもあり、区内には国立公園や都立公園など自然と触れ合える場所が数多く点在しています。
台東区は東京都内の中でも人情味豊かな下町エリアとして知られており、上野駅や鶯谷駅の周囲には昔ながらの住宅街に暮らす人々も少なくありません。そのため、一戸建ての注文住宅を検討する場合、商業エリアよりも住宅エリアを中心として検討していくことになるでしょう。
台東区の口コミ・評判
医療体制が充実していて24時間の安心感
台東区の基幹病院として徒歩5分の場所に永寿総合病院があり、日常的な診察や治療では御徒町方面や上野駅周辺にある診療所を活用しています。一通りの診療科がそろっていて、薬局やドラッグストアの一部は24時間営業となっているので安心です。最近はネット注文で薬を届けてくれるサービスも始まりました。
徒歩圏内に利用できる駅が多くて便利
いちばんの最寄り駅は新御徒町駅ですが、稲荷町駅や上野駅、御徒町駅など歩いて行ける駅が色々とあって、利用できる路線が多いことも魅力です。コンビニのほかにも商店街や個人経営の店舗があり、さらに有名チェーン店もあるので日常生活に困ることはありません。徒歩でも大丈夫ですが、自転車を利用できればもっと楽に生活できると思います。
自然の多い街だから散策も楽しい
自転車を使えば浅草や谷中、上野など自然が残る場所を回れるので、のんびり散策したい時には気分転換がしやすかったです。隅田川の景色や上野公園の桜のほかにも、谷中の商店街など色々な風情を楽しめるエリアなので、魅力は多いと思います。
台東区の地価
全体平均
平均1,533,192円/㎡(坪単価 約507万円)
2020年(令和2年)の基準地価を見ると、台東区のエリア平均は1㎡あたり約153万円となっており、宅地エリアであれば1㎡あたり80万円台が平均となっています。上野広小路駅周辺の商業エリアであれば、1㎡あたり1,100万円というケースもありますが、南千住駅のエリアであれば1㎡あたり40万円台ということもあり、最寄り駅をどこに決めるかで注文住宅に必要な予算も大きく変わってくることがポイントといえるでしょう。
引用元:土地代データ(https://tochidai.info/tokyo/taito/)
台東区の地価ランキング
1位 | 京成上野 | 509万0000円/m2 |
---|---|---|
2位 | 秋葉原 | 382万2142円/m2 |
3位 | 上野広小路 | 373万1250円/m2 |
4位 | 上野 | 337万9000円/m2 |
5位 | 御徒町 | 302万5090円/m2 |
6位 | 仲御徒町 | 196万9600円/m2 |
7位 | 湯島 | 183万3750円/m2 |
8位 | 末広町 | 166万4000円/m2 |
9位 | 浅草 | 142万0222円/m2 |
10位 | 新御徒町 | 136万8200円/m2 |
引用元:土地代データ(https://tochidai.info/tokyo/taito/)
台東区の都市再開発情報
台東区は、東京都がかかげる「東京都市計画区域」において、台東区都市計画マスタープランを策定しており、区内の再開発が進められています。また、平成27年度には「東上野四・五丁目地区計画」が策定され、台東区役所や上野駅を活用する人々の交流拠点として、公共共益施設の再編やエリア機能の更新といった段階的まちづくり計画が進められています。そのため、今後はさらに上野駅周辺を中心としたエリアの活性化が進んでいくと考えられるでしょう。
台東区でおすすめのエリア
浅草橋
浅草地域の南部にあたる浅草橋は、千代田区や中央区との区界に位置するエリアであり、JR総武線や都営地下鉄浅草線を利用することができます。日常雑貨や店舗用品などの販売店が軒を連ねる商業エリアとしても知られており、街を歩けば東京の下町の景色を堪能することも可能です。
入谷
上野や浅草を徒歩圏内に置く閑静な住宅街であり、中心駅となる日比谷線入谷駅も上野駅から1駅と、交通アクセスも良いといえます。JR鶯谷駅も利用できるエリアで、若者やエリア外からの利用者も少なくありません。お祭りもあり賑やかな雰囲気の街ですが、歓楽街もあって夜間の一人歩きには注意することも必要です。
御徒町
秋葉原や上野まで歩いて行けるエリアであり、最寄り駅が山手線の御徒町駅なので、山手線を活用すれば都内の重要拠点へも気楽にアクセスできます。アジア系住民が増えているものの、エリア内の治安は台東区のほかのエリアと比べて良いとされており、日用品を購入できる商業店舗も色々とそろっているエリアです。
台東区の住みやすさ
治安
台東区全体で見た場合、治安はやや悪いとされていますが、その原因としては浅草寺や上野駅周辺の観光客同士のトラブルなども含まれるからといえるでしょう。住宅街に注目すればそこまで治安が悪いエリアでなく、むしろ地域住民の交流が盛んで下町情緒の残る地域といえます。
そのほか、「たいとう安全・安心パトロール協力隊」が官民一体で結成されており、警察や地域住民が一体となって地域の安全づくりに取り組んでいます。
交通の利便性
台東区は面積が小さいものの利用できる路線が多く、9路線が交流する上野駅には新幹線が停車し、そのほかにも路線始発駅があるので通勤・通学でも便利です。また、お年寄りや観光客が訪れられるようバスの交通網やタクシーなども発達しており、色々なニーズに合わせて利用できる点は魅力だといえるでしょう。
子育て
自転車の利用者も多い台東区では、独自の子育て支援策として幼児用ヘルメットを無償配布するなど、細かな部分にも配慮していることが特徴として挙げられます。待機児童についても、23区内で比較するとやや多めといえますが、新しい保育施設の開設などに伴い年々減少しているようです。