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注文住宅でこだわる4LDK

ここでは、注文住宅を検討中の方に、4LDKのメリットやデメリット、4LDKにこだわる際のポイント・注意点などについてまとめています。

4LDK

ある大規模なアンケート調査によると、注文住宅を建てる世帯全体のうち、実に41.1%が4LDKの間取りを選んでいるとのこと。あらゆる間取りの中で、最も選ばれる比率が高いのが4LDKです。ここでは、4LDKの間取りのメリットやデメリット、4LDKの注文住宅を建てる上での注意点、実際に4LDKの注文住宅を建てた方の体験談などをご紹介します。

4LDKの特徴

4LDKとは、LDKと称される8帖以上のスペースと、加えて4つの部屋を設けた間取りのことです。LDKとは「リビング・ダイニング・キッチン」の略称。リビングとは「居間」、ダイニングとは「食堂」、キッチンとは「台所」を指しています。これら3つの機能を有する空間を一つにまとめたスペースが、LDKです。

4LDKの間取りにおいては、LDKを家族全体で過ごす場所に、一室を夫婦の寝室に、残り三室を子供部屋や同居人(親世帯など)の部屋、または客室などに利用する例が一般的。一世帯住宅の場合なら、子供2~3人までいても余裕を持って生活することができます。

4LDKのメリットとデメリット

注文住宅を選ぶ世帯が、最も多く選んでいる間取りが4LDK。快適な生活をイメージした結果、4LDKが最適と判断した世帯が多いといことです。多くの世帯が選ぶ4LDのメリット、デメリットを見てみましょう。

4LDKのメリット

間取りに余裕がある
夫婦の寝室を一室、子供部屋を二室、客間を一室といった具合に、余裕を持った間取りを実現するのが4LDK。客間は常に使う部屋ではないので、普段は別の用途で使える個室になります。子供が3人に増えても、あるいは、親世帯が同居しても部屋数が不足することはありません。
精神的にも余裕が生まれる
子供が1人、または2人の場合は、余分な部屋が生じます。しかし、この余分な部屋こそ、日々の生活のうえでの精神的な余裕を生むものです。趣味に没頭するための部屋にするなど、生活の実用面から少し離れた用途を部屋に持たせることで、快適な毎日を送ることができるでしょう。

4LDKのデメリット

4LDKのデメリット
4LDKは、LDKと含めると合計5室を有する間取りとなります。それぞれの部屋を毎日掃除することは、容易ではないでしょう。掃除だけではなく、動線設計を誤れば、洗濯物を干すことも一苦労です。
使わない部屋が出る可能性
部屋数に余裕を持たせることは、決してマイナスではありません。しかしながら、夫婦そろって仕事で忙しい世帯になると、やがて余分な部屋を使わなくなる可能性もあります。「LDKをもっと広くして3LDKにしておけばよかった」などという事態になるかも知れません。

4LDKにこだわる上でのポイント・注意点

4LDKの注文住宅を建てる際のポイント・注意点を確認しておきましょう。

家事動線・育児動線をよく考える
説明した通り、4LDKの間取りにおける家事はとても大変です。効率良く掃除ができる動線、無理なく洗濯ものを干せる動線、家事をしながら子供を見守ることができる設計など、専門家とよく相談しながら効率的な家事動線・育児動線を検討してください。
各部屋の用途を具体化する
大は小を兼ねるとも言いますが、こと注文住宅の間取りに関して言えば、必ずしも部屋数が多ければ良いというものでもありません。世帯人数によっては、ムダな空間を増やしてしまうことにもなります。漠然と「たくさん部屋があったほうがいい」と考えるのではなく、なぜ4LDKの間取りが必要なのか、その理由を具体的に考えてみましょう。
リフォームしやすい間取りを検討する
4LDKの注文住宅を検討する世帯は、子供が複数人いる(または将来的に複数人になる可能性がある)、あるいは、親世帯などの同居人がいるなど、夫婦二人以外にも数名が住むことを想定しているはずです。しかしながら、やがて子供は独立して家を巣立っていく可能性があります。同居する親世帯も、順番としては夫婦世帯よりも先に亡くなります。やがて夫婦二人の生活に戻ることを想定し、リフォームのしやすい間取り設計を検討しておいたほうが良いかも知れません。

4LDKにこだわって家を建てた方の体験談

4LDKにこだわって家を建てた方の体験談
必要な部屋をイメージしたら、LDK、寝室、子供部屋2つ、和室だったので、深く考える必要もなく4LDKになりました。家族、みんな不便なく快適に生活できていますよ。