植本工務店で注文住宅を建てた人にインタビュー!
友人知人インタビュー!植本工務店で注文住宅を建てた先輩に満足点&反省点を質問しました。

植本工務店で注文住宅を建てた人へのインタビュー
注文住宅を建てるとなると、まず最初に思い浮かべるのは「ハウスメーカー」だと思います。でも、低予算でできるだけ自分たちの要望を取り入れるには「工務店」も候補に入れるべきです。ただし、工務店は技術やサービスのばらつきがあるため、「良い工務店」を見つける事が至難の技。Kさんのように「しっかりした工務店」で家を建てればハウスメーカーの何倍も素敵な家が建つかもしれません。
- 今回ユミが取材させて頂いたのは・・・
小学生からの幼なじみのKさん。昔から人よりもオシャレに気を使っていた彼が「家を建てた」と聞いた時、「絶対に普通の家じゃないだろうな」と思っていましたが想像通り!今まで沢山の家を見てきましたが、「これぞオンリーワン」だと思いました。ナチュラルな奥様と、やんちゃざかりのお子様が(4歳、1歳)二人いる、4人家族です。大学、就職と一旦は地元を出ていたKさんですが、結婚後、地元への転職に成功し、現在は昔から気の置けない仲間と夜な夜なK家で飲みながら語っているそうです。
植本工務店に決めた理由は?
一生住む家、自分らしくこだわりたい!
とにかく昔から色んな事にこだわりを持っていたKさん。家を建てる際も、「こんな家にしたいな」というこだわりが色々あったそうです。当初は資金を押さえる為に、安い建売りを購入し、自分好みにリフォームするという事も考えていたそうですが、やはり一生住む家なんだと思うと、「注文住宅で細かい部分まで要望を取り入れたい」と考え直したそう。そこからハウスメーカーの住宅展示場などにも足を運んだものの、感想は、「なんかさぁ、全然味っけないんだよなぁ」。どの家を見ても同じ様にしか見えず、ハウスメーカーには魅力が一ミリも感じられ無かったそうです。
「木を使った家にしたい」というこだわりもあり、一条工務店や住友林業のような木をメインにデザインしているハウスメーカーや工務店も見たけれど、オープンハウスに行ってもやはりピンとこず、施工業者選びは完全に足踏み状態だったとのこと。そんな時、姉の友人が勤めている植本工務店を紹介され、オープンハウスを見学したところ、自分たちが求めている物が形になっている家に初めて出会い、ここに決めたそうなんです。
私の家づくり、満足ポイント&反省ポイント
自分たちが要望した以上のできばえに大満足
「お客様が一番目にするリビングに重点を置きたかった」というKさん。
満足ポイントは玄関やリビングの吹き抜け、見せる食器収納。特にリビングの家かげやフローリング、柱、梁は良い木材を利用したので、デザインされていながら、木の良い香りがし、とても落ち着く空間になりました。
また、私がK宅を訪問した際に、一番衝撃を受けた設備ですが、リビングの吹き抜けの高い位置に光を取り込む窓があります。それは高天井の家にはよくある光景ですが、なぜかそこに「足場」のような物が。最初は「何かインテリアを飾る為の棚なのかな?」と思っていたのですが、それにしては幅が太いので(人が通れるくらいの幅)、「あれ、何なの?」と尋ねたところ、高い位置にある窓などを掃除するには通常業者にお願いするのだけれど、掃除ごとにそれをすると出費もかさむため、自分たちで掃除をできるよう、足場を作ってもらったとのこと。このアイデアには「おぉ~!」と思わずうなってしまいました。
また、インテリア面でもテレビ台や下駄箱、ローテーブルなど、リビングの木材に合わせオーダーメイドしたそうですが、それもリビングにしっかり調和し、カフェの様な雰囲気も醸し出していました。
デザイン上はほとんど希望通りにできたというKさん。
反省点は、「断熱材もしっかり入れたんだけど、リビングが広いし、吹き抜けの天井が高すぎて、冬は電気代がバカ高くなった」と。これは後に工務店に相談し、冬場は簡易天井(布製)吹き抜けを塞ぐ事を提案され、リフォームをし、それからは暖房の効きもよく、電気代も格段に安くなったそうです。
その他には、1階の寝室とリビングが隣り合わせなのでもう少し間取りを考えれば良かった事や、さらに細かい事を言えば外壁の色、カーポートも既製品でなく木で作ってもらえば良かったなどなど、いろいろと気になる部分はあれど、大きな後悔ではないようです。
正直、植本工務店ってどうだった?
営業、設計、施工、全てにおいてプロ意識を感じました
まずは間取りを決める際に、デザイン(ラフ)を3パターンあげてもらったそうですが、自分たちが思っていた以上に要望が盛り込まれていたんだとか。とはいえ、最初から「これに決定!」とまではいかず、そこからその3パターンの良いとこ取りをした図面をさらに作成してもらったそうです。そこで大まかな間取りは決定し、その後細かい部分に修正を重ね、通算10回以上は図面を書き直したそう。
「予算をしっかりかけたい部分と、とにかく安くあげたい部分」を明確にし、限られた予算の中でメリハリのある理想の家ができたというKさん。例えば、リビングの床材や梁などにはしっかりとした素材を使用し、その分のコストダウンは、お風呂は安いユニットを使用したり、キッチンもメーカー品ではあるけれど、棚がゆっくり閉じるような今時のタイプではないものにしてもらい、トイレもウォシュレットが付いていないタイプにしたそうです。
そんな細かいリクエストにまで答えてもらえたのは工務店ならではですよね。ハウスメーカーでは標準のスペックがそもそも高く、そこからランクを下げる事はできないので、ここまでのコスト調整はできなかったと思います。
また、設計士が女性だった事もあり、奥様の家事動線をしっかりと考慮してくれ、間取りやデザインなど自分たちだけでは気が付かなかったアイデアなども提案して貰う事ができ、理想以上の家ができたと満足の様子でした。
家を建てている間も、要望があればすぐに対応してくれ、建った後にも1~2ヶ月に1度は家の様子を見に来てくれるそう。その際に、悪くなった部分は定期的にメンテナンスしてくれているとの事で、アフターケアは今まで聞いた業者の中でもピカイチに思えますね。
今でも植本工務店がオープンハウスを行なっているときは遊びがてらに見学会に参加しているとの事で、末永いお付き合いができる部分も工務店ならではですね!
これから植本工務店で建てる人へのアドバイス
とにかくやりたい事を伝えれば必形にしてくれます
「その業者の設計士、棟梁にもよりますが、とにかく自分のやりたい事を伝えるべき」と強く言うKさん。「そのためには、こちらも家の雑誌を見たり、色んな家の見学会に足を運んで勉強する必要があると思う。最初の打合せには相当時間をかけたけど、今思えば、もっと時間をとって考えてみれば良かった部分もある」と、自身の勉強不足も反省点の一つととらえている様子。
ですが、Kさん曰く「最初にデザイン(ラフ画)した通りの家になったので、びっくりした。ここまで忠実に再現出来るのは、やはりプロだと感心したよ」と植本工務店の実力はお墨付きの様です。
つまり、自分の家に対する要望がしっかりしていればそれを100%、120%形にしてくれるプロが植本工務店という事なのだと思います。
総評:植本工務店で建てた人に取材した感想
Kさんの「ハウスメーカーは味気が無い気がして」という言葉には、私も「うん、何となくわかる」と思いました。それはハウスメーカーが駄目だという意味ではなく、「この家は何処かにありそうだ」と感じるという事です。よく言えば「クオリティーが統一されている」という事だとも思います。ただ、Kさんのように、工務店で細部にわたり注文をつけ、建てられた家は、他に二つとない自分だけの家が完成するのだと思います。
また、地元密着の工務店だと、その後も2代3代と渡ってお付き合いをして行く可能性もあり、「いち客」としてではなく、ある意味ファミリーの様なお付き合いができる事も魅力の一つだと思いました。
ただ、工務店選びとは本当に難しく、実力の無い工務店を選んでしまった場合、専門的知識のない普通の人は、後で泣きを見る事も多々ありますし、このご時世小さな工務店はいつ倒産するかもわからないので、5年後、10年後、建ててもらった家をメンテナンスして貰える保証もハウスメーカーよりは低いと言えます。
一長一短ありますが、ハウスメーカーと工務店の良いとこ取りができるといいのになぁ…と思う今日この頃です。
