住友林業の資料請求から住宅展示場までレポート!
管理人が実際に検討していた業者のまとめです。住友林業の住宅展示場レポートや資料内容など。
住友林業の家を建てる流れ
暖かみのある「家らしい家」を求めている依頼主には人気の高い住友林業。林業も行っているだけあり、使用する木材にはこだわりと自信を伺えます。木造住宅にこだわり、強度をや換気を上げるために独自に開発した「マルチバランス工法」など、家を長持ちさせる工夫が自慢です。
- 住友林業のファーストインプレッション
~こう思ってました~ 住友林業の家は、他のハウスメーカーとは一風違う様に見えていました。どう違うのかうまく説明はできませんが、新しい中にも良き日本を感じさせるというイメージです。ただ、「良い木を使っているんだろうな」というイメージがあったので(林業なので)「高そうだな」というイメージでした。
住友林業の資料請求内容
総合カタログ
住友林業のこだわりや、研究した技術など記載してあります。
Seilist
収納のコツや住友林業の収納建具を紹介。
自家自賛
実際に住友林業で建てられた家を紹介。
良い家作りは 良い土地選びから
土地探しに関する相談冊子です。
家も環境も大事にしている
実際に展示場へ行き、担当営業マンに話しを聞きながらパンフレットも見せて貰ったのですが、とにかく「木」へのこだわりは相当なもので、木を育てる事、木が育つ環境を大切にしているという事がよくわかります。また、住友林業の作る家具は、他メーカーでも使用されている程、質と使い勝手が良いそうです。実際に住友林業で家を建てた方の家を紹介している「自家自賛」では、あまりにも豪華すぎる家ばかりで、我が家にはあまり参考にはなりませんでしたが、とても上品な家が多いと感じました。
住友林業の住宅展示場を見学してきました!
風合いは落ち着いているけど、デザインは印象に残らない
一言で言えば、落ち着く家です。「家らしい家」と言えば良いのでしょうか。木の暖かみも感じ、檜の良い香りがします。やはり、私たちには到底手に届きそうも無い豪華な展示場でしたが、正直デザインに関しては、あんまり思いだせないくらい印象に残りませんでした。
空間の作り方に工夫が感じられなかったというか、他の住宅展示場では「こんなところにこんな仕掛けが?」や「へぇ~こんなデザインかっこいいな」というポイントがいくつかあったのですが、そういった「新しい発見」が、住友林業の家にはありませんでした。
ただ、そういう新しい発見が果たして家に必要かと聞かれると、必ずしもそういう驚きは必要無いとは思いますが…住友林業の家はそういう意味で“落ち着く家”なんだと思います。また、デザインよりも、「住み心地」「使い易さ」「長持ちさせる」などの方に重点を置いている印象でした。
とても丁寧な説明をしてくれた営業マン
これまで本当に沢山のハウスメーカーや工務店などの営業の方に説明をしてもらいましたが、一番丁寧に説明してくれたのが住友林業でした。(だからファーストプランまでお願いしちゃったんですが笑)
自社の説明はどこのハウスメーカーも丁寧にしてくれますが、住友林業の営業さんは、家探しのコツや、不動産屋に対する注意点などのアドバイスまでしてくれました。2×4施工が日本の風土に合わないデメリット、斜線を緩和できるメリットなども聞かせていただき、素人ながら色々調べてきた私でも、初めて知る事が多かったです。
また、しっかりした材料を使用しなかった場合の、「欠陥住宅」の写真なども沢山見せて頂き、これがとても参考になりました。「某大手ハウスメーカーの施工なのですが」とiPadを使用して色々と写真を見せてくれたのですが、作戦なのか、ボケていただけなのか?「某大手ハウスメーカー」と言いつつ、写真の上にはしっかり「三井」とか「ミサワ」という文字がありました(苦笑)それを見ると「え?ミサワでも三井でもそういう事あるの?」と不信に思ってしまいますよねー。やっぱり作戦だったのかな?
住友林業のファーストプラン出してもらいました!
図面はかなりざっくり、料金も未定の物が多い
今回4社ファーストプランを出してもらいましたが、一番ざっくりとしている印象です。勿論色々と考えて書いてくれていることは、説明を受けながら図面を見ると「ふむふむ」と思うのですが、図面だけ見ると「これ…私でも書けるかも」というくらい、ざっくりです。
収納などは一切書かれておらず、リビングのテーブルの位置など他社の図面には「イメージ的」に記載してくれていますが、そういう物も一切ありません。なので、ちょっと寂しい図面という感じです。
見積もりも、他社の見積もりでは例えば、「冷暖房工事」や「外講工事」「諸経費」なども予算内に組み込んでくれていますが、住友林業ではそういった予算は一切見積もりには入っていなかったので、見積もりから軽く500万+したくらいが、他の見積書の内容と同じになるのではないかと思います。なので、今回は20,685,000円という見積もりでしたが、実際には25,000,000円程度だと思います。坪単価は75万計算だそうです。私は他社でも見積もりを取っていたり、自身で色々と調べていたので、「あ、これも見積もりに含まれないのね」と気が付きましたが、あまり知らない状態でこの見積もりだけをみると「ハウスメーカーだけど結構安いのね!」と勘違いしそうな見積もりだと感じました。
住友林業の管理人から見たチェックポイント
住友林業の接客対応は?
とっても紳士的で丁寧
担当してくれた営業マンはベテランという雰囲気の方でした。なので、押し付けがましい部分も無く、「仮にうちで建てなかったとしても、これは大切な事なので」と色々と教えて下さいました。ただ、押しつけはないのですが、土地探しも私たちはしていたので「不動産屋はあまり信頼できないので、出来れば土地探しも私どもにお願いされた方が安全かと思います」と何度か言われました。しかし、実際に住友林業で家を建てると決めていたわけではないので、「住友林業で建てると今はまだ決めていないのですが、もしも土地を紹介されたら、こちらでしか建てる事が出来ない土地になりますよね?」と質問したら「えぇ、まぁそうなります」との回答だったので、これもまた知らずに「お願いします」となってたら、ちょっと面倒だったなぁ…なんて思いました。つまり、全く押し付けがましい方ではないですが、さすがベテランというアプローチの仕方でした。
住友林業の見積金額は?
正直あまり丁寧ではないかも
予算2000万円でお願いしました。ハウスメーカーでは安い方の金額になると思うので「一応2500万くらいまでは考えていますが、考えて行くとどんどん値段が上がって行くと思うので、スタートは低めに設定したいと思います」と伝え、設計して頂きました。
ファーストプランを出してもらったという欄にも記載しましたが、いわゆる一般的な見積書に含まれている料金も、住友林業の見積もりには含まれていないので、2000万円の見積もりでも、実際に家を建てるとなると、何のオプションも使用しなくても、500万円近くその他の必要経費がかかる事になります。基本的に見積もりは「ざっくり」したものですが、他社の見積もりでは「かかる費用」は大体見積もりに入れてくれているので、そういった意味ではちょっと不親切な見積もりだと感じました。